「ニンジンは目によって良い」という話は聞いたことがあるだろう。米の有名医療機関であるメイークリック栄養士のケイト・ゼラツキー氏とニンジンを日常的に食べる理由は他にもある。同氏「ニンジンは水溶性食物繊維や抗酸化物質を含む、心臓に対しても有益である」と述べている。
血圧コントロールや免疫向上にも有益
米農務省は、緑黄色野菜を毎日摂取することを推ししている.Zeratsky氏は、その理由として「ニンジンの根菜は不足している栄養を補うことができる」と述べる。日本では、厚生労働省が野菜摂取の目標量を1日350g以上、そのうち緑黄色野菜を120g以上としてしている。
ニンジンにはベータカロチンが含まれており、ベータカロチンは体内でビタミンAに変換される。ビタミンAは目の健康を促進し、がんのリスクを軽くする作用がある。同氏は「ニンジンが体によっては理由がビタミンAを含んでいるからだと考えられることが多いが、それだけではなくて豊富な栄養が含まれている」と述べている。
ニンジンには水溶性食物繊維や抗酸化物質も豊富に含まれており、同氏は「どっちも心疾患や心臓発作の予防に有益である」と説明。「また、ニンジンに含まれるカリは血圧コントロールに役立つ、ビタミンCは免疫システムを向上させる」としている。
同氏は「ニンゲンはシンプルですばらしい野菜だと思う生でも食べられ、料理のバリエーションも豊富なため、毎日の緑黄色野菜を摂取することを可能にする」と述べている。
詳細は『健康百科』(2018年08月16日)にて公開されました。
引用 https://kenko100.jp/articles/180816004642/#gsc.tab=0
(あなたの健康百科編集部)